新卒入社からの即退職
2025年も4月に新卒として入社をした新社会人が即退職をするケースが多く目立っています。
その理由は人によって異なりますが、理解が難しいものも。
昔であれば、新卒で入社をした会社で一生を終えることが基本的な人生設計とされていましたが、現代では価値観が異なります。
それは、社会の変化から起こるものでもあります。
ゴールデンウィーク後まで退職ラッシュ
新卒の人で、ゴールデンウィーク後まで耐える人は多くいます。
長期休みで考えをまとめて退職する人は多く、また5月病から復帰できない人も。
そのため、新卒の退職は4月から5月にかけて多いです。
なんとか社会で生きようと理不尽にも耐えている状態なのかもしれませんね。
入社ギャップにやられる新卒
入社をしてから実際に勤務をして、ギャップにメンタルをやられる人は多くいます。
入社前に思っていた仕事とは異なるものであり、厳しい社会を実感する。
また、無茶な研修などを開催しているブラック企業も存在しています。
そこから退職をする方向に切り替える新卒の人は多いです。
入社をする前には、企業はイメージを大切にしているため、本当の姿は見せないもの。
実際の仕事を経験して、これは違うと思ってしまう人が多いことも普通ですね。
終身雇用は終わり
昭和の時代は、一つの企業で一生を終える、終身雇用が当たり前でした。
しかし、それは景気が良い時代だからこそできるもの。
現代は景気が悪く、いつリストラされてもおかしくないです。
また、いくらスキルを身につけても、給与に影響されない、年功序列で給与アップされないなどの理由から不満は積もり、転職する人は多い傾向にあります。
そのため、企業も雇用される働き手も終身雇用は終わったものと捉えており、社会の変化と言えます。
新卒カードは勿体ない?
現代も続く、悪しき風習である、新卒しか採用しない企業。
それは大手企業を中心に昔から続いているもの。
安定した企業、将来性のある企業、ホワイト企業に就職できる可能性が高い新卒ですが、それを捨てることは勿体ないと思いますか?
様々な考え方はありますが、メンタルを壊して働けない状態になるよりは、スッパリと新卒カードで手に入れた職を捨てることもありです。
今では第二新卒と呼ばれる求人も増加しているため、まだまだ大手を狙えるチャンスはあります。
退職しても落ち込まない
新卒で就職をした企業をすぐに退職しても落ち込む必要はありません。
まだまだ働ける場所は世の中に多くあります。
自分に合わない会社で無理をするよりも、継続して快適に働ける環境を探すことも大切です。
早い段階で退職をして、次のステップに進めるため、正解と言える部分もあります。
退職をして、自分は社会に適応できない、などと落ち込む必要はありません。
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