ランサーズとは
ランサーズはクラウドソーシングサイトの中では大手であり、多くの利用者がいるサービスです。
仕事を発注しているクライアントから、受注して納品するワーカーが多くいるため、在宅ワークの中ではメジャーなサービスになります。
有名な大手サイトなので利用するメリットも多くありますが、デメリットも存在します。
実際に使ってみた経験から個人的な口コミと評価をします。
簡単登録で利用を始められる
ランサーズの登録は非常に簡単です。
登録フォームから指定されたフォームに情報を入力するだけでOK。
メールアドレスを持っていれば会員登録が可能です。フリーアドレスで登録ができるので、誰でも気軽に利用できます。
「まずはどのような仕事があるのかな?」
「実際に報酬を貰ってみたい」
そんな時に気軽に登録ができます。
本格的に利用したいと思えば、その時に本人確認や口座登録などを行えます。
登録が終われば本人確認とランサーズチェックがおすすめ
会員登録が済めば、後は作業を実際にする事も可能です。
しかし、その前に本人確認とランサーズチェックをしておく事をおすすめします。
その理由は、仕事を受注する上で上記の二つを行っている事が条件とされている仕事もあるからです。
仕事の幅を広げるために、最初に行っておきたい登録情報です。
ついでに口座登録もしておけば、報酬振り込みの際に手間が省けます。
ランサーズの報酬振り込み条件
ランサーズから仕事の報酬を受け取るには条件が指定されています。
・口座登録が完了している
・報酬獲得合計が1000円を超えている
・自動出金を選択している
・本人確認ができている
本人確認は必須とされているので注意して下さい。また、口座情報が正しくないと振り込みはされません。
報酬獲得合計が1000円以上必要になるため、振り込み最低額と認識して下さい。
自動出金が忘れがちな操作です。報酬出金管理ページで出金方式をキャリーオーバーにしていると振り込みされません。チェックボタンの項目もあるので、確認は確実にしたいです。
振込手数料について
ランサーズの振込手数料は550円に設定されています。
つまり、1000円の報酬を出金しても450円しか振り込みされない事になります。
この手数料は振り込み手数料なので、普段の仕事から引かれる手数料とは別物です。
楽天銀行であれば、110円の振込手数料になるのでお得です。
本格的に利用する場合には何度も報酬を受け取る事になるので楽天銀行だと出費を節約できます。
振り込み日について
振り込みされるタイミングは月に2回です。
15日と月末です。
出金申請が完了した時点で振り込み日が決定されるシステムなので注意が必要です。
月末に振り込み依頼が完了→翌月15日に振り込み
15日に振り込み依頼が完了→月末に振り込み
このように、出金申請依頼が処理されたタイミングで振り込み日が変化します。
クラウドワークスのように、クイック出金は無いものと考えて下さい。特定の条件が厳しいので正直、使う価値はありません。
案件量はクラウドワークスに負けていない?
ランサーズで発注されている案件の数はクラウドワークスに負けていないのか。
答えはNOです。
恐らくクラウドワークスの方、総合的な仕事量は多くあります。
しかし、クラウドソーシング業界で大手なので、それでも十分に仕事を見つけられる環境です。
簡単なタスク案件に関しては、圧倒的にクラウドワークスに負けています。
クライアントの質が高い
クラウドワークスと比較をすると、個人的にはランサーズの方がクライアントの質が高い傾向にあると考えています。
昔から、安い仕事はクラウドワークス。質を求めるならランサーズ。
そのようなイメージがあります。
報酬単価が高く設定されている仕事を見つけられるため、ワーカーにとってはありがたいです。
しかし、現在ではクラウドワークスとランサーズの両方を利用しているクライアントが増加しており、案件の質が低下しています。それはワーカーにも言える事かもしれませんね。
仕事を発注するならメリットを見極める
クライアント向け情報になりますが、クラウドソーシングで仕事を発注する場合には、ランサーズのメリットを把握しておくと良いです。
上記した様に質を求めるならランサーズがクオリティの高い作業をしてくれるワーカーを見つけやすいです。
逆に安い報酬で仕事をして欲しいならクラウドワークスになります。
クラウドソーシングが一般的に浸透した現在では、二つのサイトを掛け持ちしているワーカーが多いです。
相手の実績やメッセージのやり取りから仕事を任せられる人物かどうかを見抜く力が必要になるデメリットが存在しています。
タスク案件は高い報酬に設定しても、質の悪い作業結果が押し寄せるだけなので、プロジェクト案件で作業者を募集する事をおすすめします。
タスク案件は非常に少ない
ランサーズのタスク案件はとても少ない特徴があります。
ここで言うタスク案件とは、契約を結ばずに作業をするだけの仕事を指しています。
タスクのカテゴリ選択で見つけられますが、安い仕事が少し掲載されているだけ。
ライティングのカテゴリでも仕事を見つけられますが、高い質を求められる割に報酬は非常に安い。
プロジェクト案件で仕事をするためのサイトとして活用していく事が稼ぐポイントです。
プロジェクト案件は豊富にある
タスクとは異なり、プロジェクト案件は豊富にあります。
報酬が安い仕事から相場くらいの仕事まで幅が広く掲載されています。
ランサーズで稼ぐならプロジェクト形式で仕事をしていく事が最適です。
専門的な知識やスキルが必要な仕事は、やはり報酬単価が高額に設定されています。
誰でもできる仕事は相場よりも安く雀の涙程度の報酬単価も珍しくありません。
ここで優良クライアントを探す事。それがランサーズで稼ぐ鍵です。
コンペ形式は宝くじ
コンペで報酬を得る発想はやめましょう。
宝くじに当選するくらいに可能性が低いものです。
その理由は高い競争率だからです。
また、ロゴなどイラスト系でコンペ募集をされている時にはトラブルが起こった事例もあるため、参加をする時には覚悟が必要ですね。
確実性がないので、あまり頼れない仕事であり、本当に宝くじです。
実際に利用してみた口コミと評価
実際にランサーズを長く利用していますが、クライアントの質が大きく落ちている事を実感しています。
タスク案件は仕事少ないので稼げません。また、報酬単価が安すぎるので振り込み最低額に到達する事に苦労します。高単価のアンケートがあればラッキー程度です。
プロジェクト案件に関しても、一つの仕事募集に対して競争率が高い特徴があります。
なかなか採用されない問題があるので、気長に優良クライアントを探していく事から始めないといけません。
実績を積むために明らかに異常な安さの仕事に応募する方もいますが、それは絶対にやめた方が良いです。
昔は稼げていたクラウドソーシングサイトですが、現在は稼ぎにくいです。
手数料も高いデメリットがあります。
仕事も減少しており、点数をつけるなら30点ですね。クラウドワークスの方が仕事が多いので、あちらは45点程度です。
ランサーズから得られた信頼で稼ぐ方法もある
ランサーズで仕事を受注していると、クライアントから評価されます。
その中で個人で仕事を契約できるチャンスがあります。
チャットワーク等で仕事のやり取りを行う中でスカウトされる事は珍しい事ではありません。
今まで以上の報酬に設定してもらえるので収入が大幅に上がります。
手数料が掛からない点も大きな影響があります。
クライアントにとっても手数料は痛い出費なので、お互いにメリットのあるものです。
しかし、個人で契約をするので本当に信頼できる相手とだけ契約をするようにしましょう。
ランサーズ上で直接契約は規約違反になるので注意が必要です。
まとめ
ランサーズは現在、あまり良いサイトと言う事ができません。
有名な大手サイトで、昔のブランドから人を集められているだけで、あまりおすすめできる内容ではありません。
しかし、在宅ワークで稼ぐための直接雇用に繋がる人脈を作るチャンスがあるので、フリーランスとして活動をする時には利用価値があるとも言えます。
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