仕事が減少?ライティングが受注できない
私もライターとして副業をしている一人です。
2023年からライティングの仕事が大きく減少している事に気付いている方は多いのではないでしょうか。
クラウドソーシングで仕事を受注していた私は、案件がないので稼げていない状況になりました。
その理由の一つにAIサービスの提供があります。
副業として今まで稼いでいた食い扶持がなくなる事は本当に辛いものですね。
どうしてAIサービスの提供でライターの仕事が大幅に減少したのかを考察してみましょう。
AIは優秀なツールの時代に移り変わった
今までのAIと言えば、使い道が少ないサービスでした。
しかし、今では、一般人が簡単に利用できて、指定した情報を素早く簡単に収集してくれるまで成長しています。
従来はライターが書いてきた記事をAIが短時間で作成してくれるまでになりました。
ここがキーポイントです。
今まではライターが苦労して作成していた文章を、AIが短時間で確実性のある内容として作れるようになったために、ライターの仕事は不必要になりつつあります。
もう現実的なレベルで誰でも無料でAIサービスを使用できるため、今までクラウドソーシングで発注されていた仕事はAIに奪われていく事になります。
実際に大手クラウドソーシングサイトで仕事検索をしても、表示される案件の大半は誰もやらない条件を提示しています。
有料AIサービスを利用するコストより遥かに安く、ライターを使おうとした結果、クラウドソーシングの世界で悪質な案件が増加しました。
個人情報だけを抜き出すため、有料のサービスに誘導するために仕事を発注している悪意あるクライアントが多い印象を持ちました。
無料で使用できるAIサービス
情報収集や記事作成などを行ってくれるAIサービスが無料で使えるために、個人でブログなどを運営されていた方も気軽に活用ができます。
無料で記事作成を依頼できるなら、今までライターに支払っていた出費を0にできます。
それはライターに依頼するよりもAIに仕事を任せた方が安くて短時間。魅力的ですよね。
無料で利用できるサービスだからこそ、企業だけではなく個人も活用していく時代となり、ライターの仕事は激減しました。
有料のサービスでは、もっとクオリティの高い記事作成や情報収集が行われるので、企業から高単価で発注されていた仕事も減少します。
それでもライターとして生き残るためには
AIに仕事が奪われる中でも、ライターとして生き残っていきたい。
そう考える人も多いのではないでしょうか。
本当に人間がライターとして生き残る事は可能なのか?
答えはYES
と個人的には思っています。
まだ現段階のAIに勝つ事は十分にできます。
しかし、未来にどのような進化をするのか。将来的に人間ライターが完全敗北する可能性も十分にあります。
しかし、まだライターとして活躍していく手段はあるものです。
AIの苦手な部分を攻略する
これからのAI時代にライターとして生き残っていくための方法はあります。
その一つがAIの苦手な部分を自分の得意な事にしていく事です。
情報収集にしても、記事作成にしても今はパーフェクトではありません。
そこを攻めていくと、時代に合ったライターとして活躍できるのではないかと考えます。
AIの苦手な部分はどのような事かを考えて行動に移していく。それが大切です。
情報収集は徹底できる!AIはまだ完全ではない
現段階でのAIは情報収集が少し苦手です。
最新の情報を引き出せていないケースもあるため、トレンド記事は完全なものとして仕上げられない部分があります。
人間であれば、様々な情報源を頼りに完全な情報を収集できるため、トレンド記事を作成できます。
正確な指示ができる人間でないと使いこなせないAIだからこそ、私達ライターは情報収集を代行していけます。
情報収集のレベルが高くなっているAIですが、正確性に欠ける事や、古い情報を表示されるケースがあるため、そこはAIの弱点と言えます。
AIには書けないジャンルがある
人間にしか書けないジャンルの文章はあります。
それは体験談や感想文になります。
機械的に書く事ができる文章とは言え、リアルな体験を文章にしていく事は困難です。
リアルで人間味のある文章、感情がある文章を書ける人間になればAIに書けない文章を作成していけます。
これからは、ライターとして活躍するのであれば、様々な体験をしていく事が重要になっていきますね。
体験談風に記事を作成するなどの指示もできるようになってきた現在、どうやってAIのクオリティを越えていくのか。ライターにとって大きな課題です。
副業として稼ぎたいのであれば
ライターじゃなくても副業で稼げれば良いと考えている方は、ブログやウェブページの運営者となる事が適切かもしれません。
今までの記事作成のスキルを役に立てて、自分でアクセスを集められるだけの文章を作って自分で公開していく。
それが次のステップでもあります。
何か専門的なスキルを身に付けるか、運営者側に立つ事。それが副業で稼ぐ近道です。
ブログ等の運営もAIの脅威に立ち向かう術を模索していかなければいけない事実はありますが、ライターよりも稼げる可能性は高く残っています。
AIが作成した記事を添削したり訂正する仕事が生まれました。
報酬は非常に安く、有料サービスに登録しないとできない仕事なので副業に向いていませんが、AIを使いながら副業をしたい方には最適の働き方です。
検索エンジンはAIを認めている
現状では、検索エンジンを運営している企業もAIによる記事作成を認めています。
そのため、AIに書かせた文章に少し手を加えるだけで検索上位に表示できる記事作成も不可能ではありません。
AIが書いた記事に負けない文章力を身に付けられるようにならないと、これからは生き残っていけない事になります。
大手検索エンジンサービスは、自動的にAIが予測した課題に対しての回答を検索結果に表示しています。
ウェブページへのリンクは貼られていますが、情報を自動的に抜き出されて、アクセスが激減している人もいるのではないでしょうか。
記事作成ライターの終焉と時期は?
記事作成ライターは正確な情報を読者に伝わりやすいように文章化する事が仕事です。
その仕事が終わる時は、AIが完全に求めているニーズを把握できるようになった時になります。
現状は質問をしても、間違った回答が返ってくる事や古い情報を提示される問題があるため、まだライターの価値は十分にあります。
しかし、AIが進化した時にライターの役目が終わってしまう可能性は十分にあります。
Webコンテンツを制作しているクライアントが多いですが、こちらにも収益の問題が生じます。
対話型AIが進化したと仮定します。
質問を投げかけた時に、Web上の情報を上手く収集してくるようになれば、Webコンテンツの運営者は収益が激減します。
その理由は、今までアクセスしていた利用者がAIサービスに流れていき、アクセスが激減していくからです。それに伴って利益も減少していきます。
AIが情報だけを抜き取っていく時代になれば、クライアントからライターまで仕事がなくなる。そんな時代になります。
まだいつの時期にライターの仕事が消滅していくのか。それは決まっていません。
しかしながら、対話型AIは実際に利用されている事実もあります。
進化がとても早いので、近い将来に文章作成はAIの仕事になっていく可能性は高いです。
まとめ
AIの力は侮れないものになりました。
しかし、まだ完璧ではないため、その弱点を突いた記事作成ができるライターになれば良いと考えています。
しかし、これからの将来にどこまでAIが進化していくのか予想ができません。
常にアンテナを張っておく事は必要です。
副業で稼ぎたいのであれば、一つステップアップして運営側に立ってみる事も一つの手段です。
仕事の発注が少ない現状なので、とにかく様々な方法で立ち向かっていく事が重要になってくると思います。
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