メリーさんの電話は有名な怖い話
メリーさんの電話と言えば、有名な話になっているので記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
地域に関係なく、どこの場所でも応用できるストーリーなので、身近な話として語られている事も珍しくありません。
携帯電話が普及した頃から爆発的に人気になり、映画化もされている話です。
恐怖のストーリー
引っ越しの際に捨ててしまった人形「メリー」を捨てた少女。
引っ越し先で何も気にせずに生活をしていると、携帯電話に着信が。知らない番号からの着信に応答してみると
「私、メリーさん。今、ゴミ捨て場にいるの。」
少女は気味の悪い悪戯だと思い電話を切る。
しばらくして、再び携帯電話に着信が。また同じ知らない番号から。
「私、メリーさん。今、○○駅にいるの。」
○○駅は少女が引っ越しをした先の最寄り駅だ。
少女は同級生の悪戯だろうと思って、そのまま電話を切る。
次の着信はすぐにきた。
「私、メリーさん。今、○○のコンビニの前にいるの」
そこで少女は悪戯に対して怒りをぶつける。しかし、電話はすぐに切れてしまった。
これでもう悪戯も終わるだろうと思って安心していると、またすぐに着信が。
「私、メリーさん。今、あなたの家の前にいるの。」
少女は凍り付いた。怒りよりも恐怖心が湧き上がってきた。
引っ越しする時に捨てたメリー人形を捨てた事を思い出したからだ。
しばらくすると、家のインターホンが鳴る。少女は恐怖に怯えて部屋から出る事ができない。スマホの前で固まってしまっている。
何度も鳴ったインターホンは、諦めたのか鳴らなくなった。静かになったと安堵する少女。
すると、スマホに着信が。少女は電話に出る事はなかった。電話を切って電源を落とす。
しかし、少女の耳に聞こえてくる。
「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの」
メリーさんの電話の結末は様々となっている
今回、紹介させてもらったストーリーは私がアレンジを加えたものとなっています。ストーリーの大部分は同じ構成にさせてもらっています。
メリーさんの電話は終わり方が様々です。紹介させてもらったストーリーでは、メリーさんが後ろにいる事で、聞き手の方にその後を想像してもらい恐怖を与えるケースです。このパターンが多く用いられている傾向にありますが、人によってアレンジを加えているようです。
そこで振り向いてしまう展開や、怪我で終わるケースなど。
話し手にとっては様々なアレンジができる怖い話なので、多くのパターンが派生しています。
元ネタがあった!?メリーさんのストーリーもアレンジされたもの?
実は、メリーさんの電話は元ネタがあるとされています。
よくある話で、捨てた日本人形がいつのまにか部屋に戻ってくる怖い話をアレンジしたものともされています。その他にも、亡くなった方が公衆電話でかけてきて、自宅に接近してくる話です。また、リカちゃん電話サービスが過去に実在しており、その番号から電話がかかってくる怖い噂もありました。リカちゃんの電話では、商標権に関わる問題になるのでメリーさんに名称が変更されたとか。
このように、様々な怖い話を混ぜてアレンジした結果として生まれたホラーなストーリーが「メリーさんの電話」と言う事が考えられます。
オリジナルの怖い話ではなく、しっかりと元ネタとされる話があった上で広まったストーリーのようです。
まとめ
映画化されるほどに有名な怖い話となっており、現在でも多くの人の記憶に残っています。
ストーリの構成は変更しなくても、独自にアレンジをしやすいタイプなので、怖い話をする機会では使えそうでもあります。有名過ぎてバレてしまいますが。
元ネタがしっかりとあるので、メリーさんの電話は怖い部分を寄せ集めて作られたものとも言えますね。ここまで有名になるだけあって、恐怖感の与えやすいストーリーです。
これからの将来には、「メリーさんの電話」を元ネタにしたストーリーも作成されていくのでしょうか。
興味のある方は、映画化された作品や、元ネタを調べたりすると楽しめる話でもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿